会社破産について弁護士選びのポイント
1 会社破産について相談をする弁護士を探す際のポイント
結論から申し上げますと、会社破産について相談をしたい場合には、会社破産を重点的・集中的に取り扱っている弁護士を探すことをお勧めします。
実は、法律には非常に多くの分野が存在しており、すべての弁護士が会社破産を得意としているわけではありません。
特に会社破産は、保有している財産が多様である、多数の取引先や従業員などの債権者が存在する、代表者個人も多額の債務を負っていることがある、会社と代表者個人の権利関係が複雑であるなど、債務整理の中でも複雑な類型のものであり、高度な対応能力が必要とされる分野であると考えられます。
また、会社破産をせざるを得ない状況に置かれている経営者の方は、追い詰められた状況にある方も少なくありません。
そのような精神状態を考慮することも大切です。
2 会社破産を重点的・集中的に取り扱っている弁護士
法律には非常に多岐に渡る分野が存在し、それぞれの分野においては適用される条文はもちろんのこと、手続きや関係者も全く異なります。
そのため、ひとりの弁護士が多数の分野に精通するということは現実的には不可能とさえいえます。
会社破産に関して相談・依頼をするのであれば、会社破産を重点的・集中的に取り扱い、会社破産に関する豊富な知識、経験、ノウハウを有している弁護士を選ぶことが大切です。
会社破産をする際には、まず準備段階において会社の収入・支出の状況を正確に把握するとともに、資産と負債の調査が必要となります。
場合によっては、会社財産の棄損や流出を防ぐための対応も求められます。
会社破産を申立てた後は、破産法という法律に基づき、厳格な破産手続きが進められます。
まず申立てた段階で、書面の内容について裁判所から質問等がなされることが多いので、これらに対して適切に対応をしていきます。
会社破産は破産管財人が選任されるので、破産管財人への報告や資料提供なども随時行う必要があります。
債権者集会が開催された際には、裁判所に出頭し、質問への回答や報告などを行うこともあります。
これらのことから、会社破産を得意とする弁護士に相談、依頼すべきであると言えます。
3 お気持ちに寄り添うことができる弁護士
多くの場合、経営者の方は、会社が倒産しないようにするためにあらゆる手段を講じてきています。
それでもなお、会社破産をせざるを得ない状況になってしまったのですから、経営者の方は、金銭面はもちろんのこと、精神面においても大変疲弊されていらっしゃることがほとんどです。
会社破産は、とても長い期間を要することもあります。
破産手続きが終了するまでの間、不安なお気持ちが続くこともありますので、経営者の方のお気持ちに寄り添うことができる弁護士であるかという点も重要です。
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当法人では、会社破産の手続きを得意とする弁護士が対応いたしますので、安心してご相談いただけます。
破産手続きの進め方や、今後の見通し、取引先や従業員への対応方法などについて、具体的にアドバイスいたします。
特に、取引先や従業員に迷惑をかけたくないという気持ちから、自力で解決しようとする経営者の方もいらっしゃるかもしれませんが、資金繰りや債務の問題を放置すればするほど、状況は悪化し、最終的にはより深刻な事態に発展する恐れがあります。
問題が深刻化する前に、お早めにご相談ください。
たとえ、まだ破産を決断しきれていない場合でも、当法人の弁護士が現状に応じた最適な対応策を提案し、会社再建の可能性を含めて丁寧にご説明いたします。
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